東急不動産(東京都港区)は27日、JR大船駅北口(笠間口)で建設中の分譲マンション「ブランズタワー大船」(横浜市栄区)の事業説明会とモデルルームの内覧会を開いた。広場や公園、商業施設も整備し、駅前のにぎわいを生み出す。
同マンションの建設は同駅北口再開発事業の一環で、東海道本線で初となる住宅・商業一体の大規模複合再開発プロジェクトとして進められている。マンションは同駅から横断歩道橋を利用して徒歩1分。商業施設やバスターミナル機能を集約した駅前広場、公園、駐輪場なども再整備される。
同マンションは、地上21階、地下2階建て、総戸数253戸。ラウンジやフィットネスルームなどの共用施設も配置される。12月1日から8日まで、第1期113戸の登録を受け付ける。販売予定価格は4900万円台~1億6900万円台。完成は2020年12月下旬で、21年2月下旬の引き渡しを予定している。
資料請求やモデルルーム来場者の年齢は50代前半が多いといい、同社は「周辺の戸建エリアから、駅前に住み替える方が多い」としている。