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経済最前線
住まいの今(中)現役世代の「2拠点生活」

経済 | 神奈川新聞 | 2019年9月9日(月) 05:00

古い民家を改装したシェアハウス。家具・家電をはじめ、食器など備品もそろう=清川村
古い民家を改装したシェアハウス。家具・家電をはじめ、食器など備品もそろう=清川村

 会津の名峰、磐梯山を仰ぐ福島県北塩原村。大自然に抱かれた別荘地の一角で、小田原市の男性(72)は1年の半分を過ごす。300坪を超える庭で色とりどりの花を育て、気ままに山歩きを楽しむ生活は「長年の夢」だった。

(上)新築高騰、人気は中古リノベに
(下)一戸建ても市場は拡大

 歯科医の父を持つ男性は、造園の道を志して千葉大学園芸学部に合格したが、跡を継ぐために進学を断念した過去を持つ。時は流れ、歯科医としての引退が近づいた2014年。2千万円余りを投じ、恋い焦がれた環境を手に入れた。

 この「裏磐梯リゾート」を開発した大和ハウス工業(大阪市)によると、分譲した55区画は順調に完売した。森林住宅事業推進室の平岩伸一グループ長は「大自然に囲まれた暮らしへの人気は根強い」と話す。

 自宅とは別の地域に拠点を構え、定期的に行き来する生活スタイルは「デュアルライフ(2拠点生活)」と呼ばれる。市場の主役は従来、男性のような資金力のあるシニア層だった。

 しかし近年、勤務地に縛られない柔軟な働き方が広まり、現役世代の間でも地方暮らしのニーズが高まってきた。平岩グループ長は「若年層の取り込みが新たな課題」と明かす。

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 7月の週末。

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