働く意欲のある高齢者の雇用促進について理解を深めてもらおうと、県内企業の経営者、人事担当者らを対象とした「高年齢者雇用セミナー」が23日、横浜市市民文化会館関内ホール(同市中区)で開かれる。神奈川労働局が主催し、神奈川新聞社などが後援する。
元内閣府男女共同参画局長で、NPO法人「日本BPW連合会」の理事長を務める名取はにわさんが「生涯現役社会の実現に向けて!」と題して基調講演。高齢者を戦力として積極活用している「社会福祉法人山久会 東林間シニアクラブ」(相模原市南区)、「ジェイ・アール・シー特機」(横浜市港北区)による事例発表も行われる。
事例発表者やハローワークの雇用指導官らによるパネルディスカッションでは、事前に参加者から寄せられた質問や疑問などについて、多角的な視点から高年齢者の活用について議論する。
神奈川労働局のホームページや県内のハローワークなどで配布されている参加申込書に、会社名や住所など必要事項を記入し、ファクス=045(650)2805=で神奈川労働局職業対策課まで申し込む。先着150人。参加無料。問い合わせは同課電話045(650)2817。
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