顔を白く塗り、ドレスをまとった姿で横浜の都市伝説となっていた女性を追ったドキュメンタリー映画「ヨコハマメリー」=写真=が10月から、横浜市内の映画館2館でリバイバル上映される。映画製作15周年を記念したもの。
8月には書籍「ヨコハマメリー 白塗りの老娼はどこへいったのか」(河出文庫、1078円)も発売されたばかり。同映画を手掛けた中村高寛監督が著した単行本「ヨコハマメリー かつて白化粧の老娼婦がいた」を文庫化したもので、横浜市内の書店を中心に注目を集めている。
15年ぶりの上映に当たり、中村高寛監督は「主な舞台となった伊勢佐木町を歩いても、映画の中の景色はほとんどが消え去って『メリーさん』を知っている人たちも少なくなった。でもあのインスタ映えする容姿、風貌を見て、ちょっとでも引っかかったのならば、ぜひ見に来てほしい」とコメントしている。
リバイバル上映は横浜シネマリンで10月3~16日、シネマ・ジャック&ベティで同17~30日まで。
ヨコハマメリーがリバイバル上映 映画製作15周年記念
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文庫本「ヨコハマメリー 白塗りの老娼はどこへいったのか」の表紙 [写真番号:355568]