新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県内で9日、新たに男女26人の感染が確認された。
藤沢市は4人で80代の男性は重症という。50代男性は藤沢北署員で、8日に感染確認が公表された同署の60代男性警部補(茅ケ崎市在住)とは異なる職場。別の50代男性は東京都内の省庁に勤務する国家公務員。
横浜市は7人で50代の男性会社員が中等症、4人は他の自治体の患者の濃厚接触者。30代女性は県内のクリニックの歯科医師だが、発熱の数日前から勤務していなかったという。同市内の感染確認は計102人となった。
川崎市は20~70代の男女9人。多摩区の30代女性は市内の皮膚科クリニックに看護師として勤務。同市中原区の20代女性は県内の保育園で働く保育士という。
横須賀市は衣病訪問看護ステーションに勤務する30代の女性看護師と、20代の無職女性でいずれも軽症。20代女性は感染が確認された市外の友人と3月下旬に食事をしたという。
県所管域では平塚、鎌倉、小田原、厚木の保健所管内で50~60代の男女4人の感染が判明し、いずれも軽症という。
大和市立病院は9日、一時入院し、新型コロナウイルスに感染していた女性の濃厚接触者はいずれも陰性だった、とホームページで公表した。