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東京五輪延期
再出発も課題山積 中止回避には安堵 県内自治体

政治行政 神奈川新聞  2020年03月26日 08:50

東京五輪のカウントダウンボードを撤去する藤沢市職員。延期後の日程が決まり次第、再び掲示して残り日数を刻むという=25日午後、藤沢市役所
東京五輪のカウントダウンボードを撤去する藤沢市職員。延期後の日程が決まり次第、再び掲示して残り日数を刻むという=25日午後、藤沢市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京五輪・パラリンピックの延期が決定してから一夜明けた25日、県内の開催都市のトップは国際オリンピック委員会(IOC)の判断に理解を示すとともに、中止を避けられたことに安堵(あんど)の表情を浮かべた。ただ感染拡大は収まらず、延期に伴う新たな課題ものしかかる。担当職員らは早速、カウントダウンボードの日数表示を消したり、競技日程を伝える横断幕を撤去したりと対応に追われながら、先行きの見えないリスタートを切った。

 「残念ではあるが、やむを得ない。ただ中止にならず、ほっとしている」

 黒岩祐治知事は同日の会見で、複雑な胸の内を明かした上で、「改めて最高の大会になるよう、全力を挙げていく」と新たな決意を示した。

 藤沢・江の島はセーリング競技の会場に選ばれ、県は利用者の理解を得ながら、小型ヨット約700艇を移動する作業を数年かけて進めてきた。知事は「そのまま置いておくのか、いったん江の島に戻すのか、利用者の意見を聞いた上で対応を決めたい。その作業は膨大」と説明した。

 藤沢市の鈴木恒夫市長も「延期はやむを得ない」と述べ、「改めて課題を洗い出すとともに、新たなスタートとして五輪機運を盛り上げたい」と前向きに捉えた。セーリング競技の日本代表で市ゆかりの吉田愛・吉岡美帆ペアらに対して「今夏の大会を目指してきた選手にとって大変つらい部分があると思うが、さらに強くなるよう頑張ってほしい」とエールを送った。

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