任期満了に伴う真鶴町長選(9月8日告示、同13日投開票)で、現職の宇賀一章氏(67)が6日までに、3選を目指し立候補する意向を表明した。同町長選への出馬表明は初めて。
宇賀氏は2期8年の実績について、「完結した事業はほとんどない。PDCAのCA(評価・改善)が残っている」と説明。その上で「9月の町長選に立候補し、CAを求めていきたい。福祉、教育、防災で住民の協力を得ながら強い町づくりをしていきたい」と述べた。町議会第2回定例会の本会議で、田中俊一氏の一般質問に答えた。
宇賀氏は県立小田原城北工業高校卒業後、民間を経て1972年に入庁し、町上下水道課長などを歴任。2012年9月の町長選で初当選し、16年も一騎打ちを制して再選した。