入所者ら45人が殺傷された「津久井やまゆり園事件」の裁判員裁判は、元職員植松聖被告(30)の刑事責任能力を巡り、検察側と弁護側の意見が真っ向から対立する形で結審した。焦点に浮上したのは、被告が事件前から常用していたとされる大麻の影響をどう評価するのかという点だ。影響はわずかで被告の心理状態は正常だったとし、死刑を求刑した検察側の主張をまとめた。
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入所者ら45人が殺傷された「津久井やまゆり園事件」の裁判員裁判は、元職員植松聖被告(30)の刑事責任能力を巡り、検察側と弁護側の意見が真っ向から対立する形で結審した。焦点に浮上したのは、被告が事件前から常用していたとされる大麻の影響をどう評価するのかという点だ。影響はわずかで被告の心理状態は正常だったとし、死刑を求刑した検察側の主張をまとめた。