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やまゆり園 事件考
「共生社会の実現を」 障害者当事者団体が県に要望

社会 神奈川新聞  2020年02月21日 05:00

黒岩知事に要望書を提出したピープルファーストジャパンの中山会長(中央左)ら=県庁
黒岩知事に要望書を提出したピープルファーストジャパンの中山会長(中央左)ら=県庁

 入所者19人が殺害された津久井やまゆり園事件を巡り、知的障害者の当事者団体「ピープルファースト(PF)ジャパン」は20日、黒岩祐治知事に障害者が安心して暮らせる地域社会の実現などを求める要望書を提出した=写真。元職員による事件の公判で来月16日に判決が出るのを前に、共生社会の構築を求めた。

 県庁で知事に手渡した要望書は、▽やまゆり園の支援実態を検証する▽当事者抜きに生活の場を決めない▽障害者は人間であり、幸せをつくることができる─など4項目。同団体の中山千秋会長は「やまゆり園の仲間たちも早く地域で暮らせるようにしてほしい」、PF横浜の小西勉会長は「なぜ事件が起きたか裁判で明らかになっていない。今も不安や恐怖が消えない」と訴えた。知事は「皆さんの生の声は大きな力になる。当事者目線に立った障害福祉を実現したい」と応じた。


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