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愛川町、新年度2学期から「親子方式」で中学校給食 

政治行政 神奈川新聞  2020年02月21日 06:30

 愛川町は2020年度の2学期から、小学校で中学校の給食も調理する「親子方式」での中学校給食を実施する。県内初で、町立中学校の生徒らは温かい給食が食べられるようになる。町は20日に発表した20年度当初予算案に1億1300万円を計上した。


「親子」の組み合わせ図

 町立小学校5校にある給食室で、中学校3校の生徒計約千人や教職員の給食も調理する。メニューは小学校と同じで、量は1・3倍。給食費の額は今後、検討する。

 中学校給食を巡っては、町は09年度から、家庭弁当との併用で、民間施設で調理された給食を届ける「デリバリー方式」を導入。ただ食中毒防止でおかずを冷却する必要があり、冷たい給食の利用率は低迷。生徒や保護者から温かい給食を求める声が上がっていた。

 町は、小学校に通う児童数がピーク時から半減し、小学校の給食室に余裕があることに着目し、親子方式を検討。各校に給食室を設ける「自校方式」、共同調理場を新設する「センター方式」と比べ、それぞれ4億6千万円、5億6千万円、費用が安いと推計した。

 親子方式を導入するには施設の用途変更などの法的な課題もあったが、昨年に特例として認められた。

 1億1300万円は小学校5校の給食室の改修費、食器などの備品購入費、配送業務の委託費などを積算した。小野澤豊町長は20日の会見で、「法制度上の課題があったが、約2年かけてクリアし、公約を実現できた」と話した。


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