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福祉の総合窓口新設 複合的な課題解決へ 横須賀市

政治行政 神奈川新聞  2020年02月14日 05:00

横須賀市役所
横須賀市役所

 横須賀市は4月から、高齢者福祉や障害者福祉など福祉分野について、総合的に相談を受け付ける窓口を新設する。介護や育児のダブルケアなど複合的な悩みを抱える市民が増えていることから、一括して相談を受ける窓口を設け、各課が連携できる体制を整える。2020年度当初予算案に関連費用として194万円を計上した。

 市福祉総務課によると、ダブルケアのほか、引きこもりの長期化などにより、80代の親が50代の子の生活を支える「8050問題」や社会的孤立など個人や世帯が抱える課題が複雑かつ多様化しているという。このため「どこに相談にしていいか分からず、相談をちゅうちょしている市民が少なからずいる」(同課)として、総合相談窓口で一括して受け付けることにした。また、地域の福祉に関わる課題解決に向け、地域の支え合い体制の整備支援もこの窓口で行う。

 窓口新設に伴い、4月の組織改正で、従来の認知症や高齢虐待の担当などを再編して「地域福祉課」を新設する。同課を市役所本庁舎に隣接する消防局庁舎1階に置き、総合相談窓口も設置する。同所には成年後見制度の相談に乗る「成年後見センター」と、葬儀や納骨などの相談を受ける「終活支援センター」も開設する。

 総合相談窓口について上地克明市長は13日の記者会見で「困っている人がいつでも相談できるコンシェルジュのような役割があるべきだ。各セクションごとの窓口でなく、できることはそこでやる」と話した。


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