横浜市は1月17日、男女共同参画に貢献した5人と1団体を表彰した。うち市体育協会評議員の高橋和子さん、NPO法人「ふらっとステーションドリーム」理事長の松本和子さんが功労大賞を受賞した。
高橋さんは、市スポーツ振興審議会の初の女性会長に就任するなど、スポーツ分野での女性参画拡大に尽力。松本さんは、地域住民が子育てや介護で助け合う活動に取り組んでいる。
表彰式で、高橋さんは男女共同参画について「日本はまだまだ。私の経歴から『女性初』というのが消えるような時代になってほしい」と期待。松本さんは自身の活動を通じて「子どもから高齢者まで、誰もが居場所と役割がある地域にしたい」と語った。
推進賞には、地域の連合町内会長を務める関治美さんと防後優子さん、中区民生委員児童委員協議会会長の梁田理惠子さん、女性消防団員が活躍する横浜市消防団が選ばれた。