横浜DeNAの新人7選手が30日、横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」で行っていた合同自主トレーニングを打ち上げた。ドラフト1位の森敬斗内野手(18)=桐蔭学園高=は「けがなく過ごせたことが収穫。キャンプは明るく元気に励みたい」と充実感を漂わせた。
即戦力左腕として期待される同2位・坂本裕哉投手(22)=立命大=と、長打力が魅力の同6位・蝦名達夫外野手(22)=青森大=の2選手が1軍キャンプに同行する。坂本は「バッターに勝負できる投球が武器。たくさんブルペンに入って早く慣れていきたい」と意気込んだ。
2軍スタートとなる同4位の東妻純平捕手(18)=智弁和歌山高=は「しっかり打ち込み、1軍に上がれるようアピールしたい」と闘志をみなぎらせた。
新主将・佐野「良い緊張感」
4年目の佐野は新主将として挑む初の春季キャンプ。「良い緊張感がある。自分のことばかりやっていた去年とは違う。暗い野球はベイスターズに似合わないので明るいチームにしたい」と意気込んだ。
4番候補と期待されており、外野の定位置奪取が至上命令。「新人たちとは年齢も近い。やりやすい雰囲気もつくっていきたいですね」とムードメーカーらしく振る舞った。