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「どすこい、どすこい」 力士の活躍歌に 瀬谷で相撲甚句

話題 神奈川新聞  2020年01月31日 05:00

 大相撲の余興として、地方巡業などの際に力士が土俵で歌う「相撲甚句」の催し「チャリティー相撲甚句 神奈川大会」が29日、瀬谷公会堂(横浜市瀬谷区)で開かれた。主催した横浜相撲甚句会をはじめ各地の会メンバーが、「どすこい、どすこい」の合いの手とともに伝統の節回しを響かせた。

 69連勝の記録を持つ昭和の大横綱・双葉山の活躍をたたえる「35代横綱双葉山定次」や、地元・瀬谷の名所を歌で紹介する「瀬谷名所甚句」など約40曲を披露。訪れた約500人は抑揚ある歌に感心したり、愉快な歌詞に笑い声を上げたりして楽しんだ。


大会の最後は「当地興行」を登壇者全員で歌い締めくくった=瀬谷公会堂
大会の最後は「当地興行」を登壇者全員で歌い締めくくった=瀬谷公会堂

 相撲甚句は七五調のはやし歌で、江戸時代に花街で覚えた言葉を引用した歌を力士が土俵で輪になって披露したのが始まりとされる。中央の力士が歌い、取り囲む力士が「どすこい、どすこい」と合いの手を入れるのが特徴。昇進や引退などを歌うほか、巡業先の歴史や文化、言葉遊びなど多彩なジャンルがある。

 催しは横浜相撲甚句会が昨年3月に一般社団法人化したことを受けて初開催。一般への普及を目指し、約20年前から活動する同会理事の菅野藤雄さん(72)は「七五調に合わせれば、歌いたい内容を自由につくることができるのが魅力。いまなら(28日に引退した大関の)豪栄道のことを歌ってもいい。哀愁がある甚句の響きを知ってほしい」と話していた。


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