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センバツ切符の東海大相模、王者へ足場固め

高校野球 神奈川新聞  2020年01月27日 05:00

 2季連続で甲子園に出場する東海大相模。プロ注目のスラッガー、高校通算53本塁打の西川僚祐(2年)を筆頭にした強力打線が売りだが、投手陣の底上げも着実に進んでいる。新チーム結成から背番号1を託された左腕諸隈惟大(同)に加え、昨秋の関東大会以降は主砲でキャプテンの山村崇嘉(同)もピッチング練習に時間を割いている。9年ぶりの春の王者へ足場が固まってきた。


昨秋の関東大会後、本格的に投打「二刀流」に取り組む東海大相模・山村=昨年10月(写真左)、エースとしてのプライドをのぞかせた東海大相模・諸隈=東海大相模高(写真右)
昨秋の関東大会後、本格的に投打「二刀流」に取り組む東海大相模・山村=昨年10月(写真左)、エースとしてのプライドをのぞかせた東海大相模・諸隈=東海大相模高(写真右)

投手陣底上げ着々
背番号1狙う山村、諸隈

 「投手をやるからにはエースを取りたい。山村が投げたら勝てると言われたい」。OBで大先輩の菅野(巨人)を理想とする右腕山村は表情を引き締めた。関東大会の準決勝に先発して五回途中5失点で降板。新チームの公式戦連勝を「8」で止めてしまい、目標の関東王者も逃した。

 屈辱の思いを胸にフォームの改造にも着手した。

 左脚を胸の近くまで引き上げ、スムーズな体重移動を意識。多彩な変化球を生かすため、「145キロは出したい」という直球を磨いている。「投手をやっているから打撃が落ちたと言われたくない。二刀流は難しいけど、2、3倍努力して補いたい」と覚悟も十分だ。

 昨秋の県大会で全6試合に登板した諸隈も、エースの座を譲るつもりはない。関東大会では四球から崩れるなど独り相撲になり、「勝ちたいという思いだけで周りが見えていなかった」。その反省からランニングで先頭を走るなど、投手陣を引っ張る責任感も芽生えてきた。右打者への決め球となるチェンジアップの習得にも励み、投球の幅を広げつつある。

 「山村は同じ代だし、絶対に負けたくない」と諸隈。昨夏の甲子園での好投が記憶に新しい左腕石田や昨秋にリリーフで台頭した金城ら1年生を含め、エース番号を巡る熾烈(しれつ)な争いが、タテジマをさらなる高みへと導くはずだ。

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