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韓国・保寧市と藤沢市、交流復活へ マラソンに代表派遣

社会 | 神奈川新聞 | 2020年1月17日(金) 05:00

藤沢市役所前に設置される韓国・保寧寄贈のモニュメント=2007年
藤沢市役所前に設置される韓国・保寧寄贈のモニュメント=2007年

 日韓関係の悪化を背景に、一時途絶えていた藤沢市と姉妹都市の韓国・保寧(ポリョン)市の交流活動が復活することが16日、分かった。26日に開催される「湘南藤沢市民マラソン」に代表団を派遣すると、保寧市側が藤沢市や実行委員会に伝えた。今年で10回目となる記念大会が、草の根交流の架け橋になった。

 両市は2002年9月の姉妹都市提携以降、スポーツや青少年の交流を定期的に続けてきた。しかし、昨夏は、藤沢市が招待した保寧市の高校生の訪問が中止に。保寧市側は「国民感情を踏まえて」と説明していた。

 保寧市は15年から、藤沢市の招待を受けて同マラソンに代表団を派遣。今大会については、同市が昨年11月に招聘(しょうへい)状を保寧市に送付。翌12月に招待への感謝と代表団を派遣するとの回答があった。

 実行委は大会前日に米国・マイアミビーチ市や中国・昆明市など他の姉妹、友好都市の代表団と共に歓迎交流会を開催する予定。関係者は「長年にわたる自治体間のつながりが確認された。気持ちとしては例年以上に歓迎したい」と話す。

 藤沢市は青少年の夏季受け入れの再開をはじめ、草の根の交流活動に期待を寄せている。

 
 

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