衆院会派「立憲民主・国民・社保・無所属フォ-ラム」は16日、無所属の笠浩史氏(衆院9区)が新たに入会したと衆院事務局に届けた。
笠氏は神奈川新聞社の取材に「国会活動のためには会派に所属しないと委員会で質問もできない。喫緊の課題である大学入試の在り方を提言するなど、議員としての職責を果たしていきたい」と説明。立民と国民の合流協議の行方を見据え、いずれの政党にも入党せず無所属の立場を続けるという。
笠氏は衆院会派「未来日本」を組んでいた長島昭久氏が昨年夏に自民党に入党後、どの会派にも所属せず活動していた。
旧民進系、会派レベルで結集進む
民主党時代に県連代表を務めた笠浩史氏が、立憲民主、国民民主、社民などの野党各党でつくる統一会派に入会した。党の合流協議は通常国会前の決着が困難になる中、会派レベルで県内の旧民進系が再結集した形。