県警薬物銃器対策課と山手署は15日、大麻取締法違反(営利目的栽培)の疑いで、横浜市中区本牧三之谷、無職の男(41)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、14日夜に自宅マンションの一室で営利目的で大麻草208本を栽培した、としている。「栽培したのは間違いないが、営利目的ではない」などと供述、容疑を一部否認しているという。
県警は大麻草208本のほか、乾燥大麻約2・5キロと栽培道具などを押収した。同課によると、同容疑者はマンション3階の全8室を借りて、大麻草の成長過程に応じて各部屋を割り当て、栽培していたとみられる。
同課が昨年11月に同法違反容疑で摘発した東京・渋谷の園芸用品輸入・販売店(閉店)の顧客の捜査から今回の容疑が浮上した。