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昔に戻りたいとは思わない 障害者スポーツが夢をくれた

スポーツ 神奈川新聞  2020年01月01日 05:00

 東京五輪・パラリンピックが今夏、いよいよ開幕する。年明けから代表選考争いは最終局面に突入し、神奈川ゆかりのパラ・アスリートたちも力の限りを尽くす。厚木市出身で車いすバスケットボール女子の鈴木百萌子(31)と、横浜市内のジムで研さんを積むパワーリフティング男子・三浦浩(55)に通底するのは、障害を負っても苦難を感じさせない前向きな姿勢だ。スポーツを通じて新たな生きがいを見つけ、憧れの舞台へ突き進む。

(中)パワーリフティング・三浦浩 復活の力、長渕を支えた経験
(下)車いすバスケ・鈴木百萌子 31歳、今が青春かもしれない

 今までの生活が一変する不慮の事故は誰にでも起こり得る。人ごとでなく「その時」は突然訪れる。

 2011年12月。鈴木は厚木市内の自宅近くで自動車を運転していた際に衝突事故に遭った。目を覚ましたのは病室のベッドの上。「事故の記憶は全くなかった」というが、右脚が動かない現実が目の前にあった。

 1カ月後、手を尽くした医師は脚の壊死(えし)を危惧し、鈴木は泣きながら「切ってください」と重い決断を伝えた。

 三浦は18年前、仕事中の出来事だった。

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