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【K-Person】中条あやみさん
ボイストレーニング励みスクリーンで歌声披露

K-Person 神奈川新聞  2017年11月19日 11:25

中条あやみさん
中条あやみさん

中条あやみさん

 人気少女漫画が原作の映画「覆面系ノイズ」(監督・三木康一郎)=写真=でヒロイン・ニノを演じた。

 ニノは幼い頃から歌うことが得意で、「一度聞いたら忘れられない歌声の持ち主」という難しい役。人前で歌うことが苦手だったが、「試練が来たぞと思ってチャレンジしました」とにこり。半年間、ボイストレーニングに励み、スクリーンで心に残る印象的な歌声を披露した。


(c)2017映画「覆面系ノイズ」製作委員会
(c)2017映画「覆面系ノイズ」製作委員会

 ファッション雑誌のモデルとしてデビュー。ドラマ、映画のほか、CM、テレビ番組の司会もこなすなど、若手の注目株として活躍は幅広い。原作のイメージが強いニノ役も、シャンプーのCMを見たプロデューサーが「彼女しかいない」と熱烈にオファーしたという。

 物語は、湘南が舞台の青春ドラマ。突然姿を消した幼なじみのモモ(小関裕太)を捜すため、ニノは高校の同級生らとバンド「in NO hurry to shout (イノハリ)」を組んで歌声をモモに届ける。ニノに思いを寄せるユズ(志尊淳)、バンドメンバーのクロ(磯村勇斗)、ハルヨシ(杉野遥亮)ら人気若手俳優も出演し、10代の三角関係や片思いの切なさを描く。

 「私のくすぐったい気持ちが空と一体化されて、とても感動的でした」。由比ケ浜で撮影したキスシーン。空が奇跡的にピンク色に染まり、湘南のおだやかな風景が物語をもり立てた。

 イノハリの楽曲「Close to me」は、オオカミの覆面姿で知られる人気ロックバンド「MAN WITH A MISSION」が書き下ろした。

 「私の声を意識して書いてくれた。私のための曲」。自身が出せる最高音から最低音までが曲中にちりばめられ、「声が高くてはかなげな感じも出ているし、ロックの強さもある。この曲を聴いてニノの役になりきりました」と振り返る。

 撮影中、イノハリのメンバーで演奏するシーンでは感動して胸が熱くなり、気付いたら涙が出ていた。

 「自分がカメラに収まらないシーンでもみんな全力で演奏していて、お互いを支え合っていました。本物のバンドのように感じて、思わず涙が流れてしまいました」。イノハリでメジャーデビューも果たし、15日にCDも発売された。

 大の苦手だったカラオケ。今まで数えるほどしか行ったことがなかったが、「映画のおかげで歌うことに自信が持てて、自分からカラオケに誘えるようになりました。成長しました」と笑った。

なかじょう・あやみ モデル・女優。1997年生まれ。大阪府出身。2011年に雑誌「Seventeen」の専属モデルでデビューし、現在「CanCam」専属モデルとして活躍。ドラマ「黒の女教師」(12年)で女優デビュー。映画「劇場版零~ゼロ~」(14年)で初主演を務める。映画「覆面系ノイズ」は、25日から全国ロードショー。

記者の一言
 テレビで見るままのすてきな人だった。取材中も、その優しげな雰囲気を感じることができた。撮影中に感動して涙を流した話や、中学生の時に詞を書いていた話が印象的だった。「自分には才能がないと思って詞を作ることをやめてしまったけれど、歌詞を書くってとても大変なこと」。だからこそ、「曲を作ってもらえたことは感動しました」と語る。「クラゲが好き」と話す中条さん。新江ノ島水族館のクラゲの展示がお気に入り。「海もきれいで、湘南は好きな場所です」と話していた。


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