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海老名市長選、どうなる投票率 期日前は好調

選挙 神奈川新聞  2019年11月08日 19:20

市長選と市議選の期日前投票を行う有権者(中央奥)=市役所
市長選と市議選の期日前投票を行う有権者(中央奥)=市役所

 10日投開票の海老名市長選と同市議選で、期日前投票が好調だ。8日午後1時現在で、どちらも4年前の前回を1割程度、上回っている。ただ近年は近隣自治体と同様、投票率は下落傾向が続く。16年ぶりに三つどもえとなった市長選に、少数激戦となっている市議選と上昇する要素はあるだけに、各陣営とも投票率の行方を注視している。

海老名市長選アンケート(上) 争点、市政課題、優先公約
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 市選挙管理委員会によると、8日午後1時現在、市長選で8119人、市議選で8120人が期日前投票を行った。いずれも7245人だった前回より、1割程度上回っている。

 ただ、厚木など直近で選挙が行われた県央地域の他自治体では、期日前投票が堅調でも最終的には投票率が下落したケースが相次いでいる。

 海老名では1999年以降、市長選と市議選を同日に実施。以降、ともに2003年の66・05%をピークに下落傾向に転じ、前回はともに50・46%と、かろうじて50%台をキープした。

 今回の市長選には届け出順に、無所属新人で経営コンサルタントの氏家秀太(52)、無所属現職で5選を目指す内野優(64)、新人でNHKから国民を守る党党首の立花孝志(52)の3氏が立候補し、16年ぶりに三つどもえとなった。

 ある陣営関係者は「3候補が出たことで、選挙への関心はだいぶ高まっている」としつつ、「それが投票に結びつくかは未知数」と慎重な見方を示す。別の関係者からも「前回を数ポイント下回り、40%台後半ぐらいになるのでは」との意見が複数聞かれた。

 一方で、市が9月末から導入した家庭系ごみの一部有料化に対する民意がどう示されるか、新人候補が有権者をどれだけ引きつけるかなど不確定な要素もあり、「今回ばかりは予測しづらい」といった声も多く聞かれた。

 投票率に気をもむのは、市長選の候補者だけではない。ある新人候補は「知名度では現職に完全に劣る」とし、「どんな入り口でも構わないから選挙への関心が高まり、新人の当選への可能性が広がれば」と投票率アップに期待を寄せた。


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