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パワフルなサラが大好き

カルチャー 共同通信  2019年11月08日 14:04

 「実は日本の芸術家や映画から、多分に影響を受けてきた」と話すティム・ミラー監督
 「実は日本の芸術家や映画から、多分に影響を受けてきた」と話すティム・ミラー監督

 リンダ・ハミルトンが約30年ぶりにサラ・コナーを演じたシリーズ最新作「ターミネーター ニュー・フェイト」のティム・ミラー監督が8日までに共同通信のインタビューに応じ「怒りや悲しみ、苦しみからパワーが湧く、サラのキャラクターにこだわった」と作品について語った。

 ターミネーターシリーズを初めて演出した監督は「リンダのパワフルなサラが大好きだった」と述べ、大ヒットした1、2作を「サラの物語だった」と言い切る。

 シリーズの生みの親、ジェームズ・キャメロンが製作陣に復帰した今作の設定は、「ターミネーター2」のその後の世界。人類存亡の鍵を握る女性ダニー(ナタリア・レイエス)を守るため、未来から強化型の女性兵士グレース(マッケンジー・デイビス)が送り込まれ、サラと共に最新型ターミネーター「REV―9」と死闘を繰り広げる。

 「アクション映画で、強い男性が銃をぶっ放すというのは見飽きた。女性の方が興味が持てる」とミラー監督。今年63歳のハミルトンと、デイビスのアクションは痛快だ。

 オールドファンが喜ぶ仕掛けがちりばめられる一方、ダニーやグレースも丁寧に描かれ、旧作を知らない層も楽しめる。シリーズの顔、アーノルド・シュワルツェネッガーは中盤まで登場せず、「ダニーとグレースが輝く場面をつくることを考えた」と監督は理由を話す。

 「ケーキ作りに例えると、ほとんどの材料が(新キャストの)2人で、上に塗るアイシングがリンダ、最後に飾る花がアーノルド」


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