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【台風19号】城山ダム、緊急放流開始 水害の恐れ

社会 神奈川新聞  2019年10月12日 21:46

城山ダム=2018年
城山ダム=2018年

 台風19号の記録的な大雨に伴い県は12日、相模川上流の城山ダム(相模原市緑区)に「洪水調節容量」を上回る水が流れ込む可能性が高まったとし、緊急放流を始めた。城山ダムでの緊急放流は初めて。相模原や厚木市など流域自治体は「浸水想定区域」で大規模な水害が発生する恐れがあるとして警戒レベル4の避難指示(緊急)を発令、避難所開設など住民の安全確保策を講じた。

「城山ダム放流へ」流域住民、避難所に殺到

 県は当初、12日午後5時に緊急放流を実施すると発表したが、ダムへ流れ込む水量が予想を下回ったとして見送っていた。その後、同日午後9時半ごろに実施した。
  
 緊急放流実施の発表を受け、相模原市は1万5151世帯、計3万5304人に避難指示(緊急)を発令。厚木市も3万100世帯の6万4818人に避難指示を出すなどし、平塚や海老名市、愛川町も同様の措置を取った。
 
 緊急放流はダムの決壊を防ぐため、流入量と同じ量の水を放流する措置。城山ダムでの緊急放流は過去に例がなく、県は「河川の水位が急激に上昇し、大規模な水害が発生する恐れがある。命を守る行動を取ってほしい」と呼び掛けた。


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