1. ホーム
  2. ジャーナリズム時評
  3. 呼称をどう報じるか

2019年6月の紙面から
呼称をどう報じるか

ジャーナリズム時評 神奈川新聞  2019年07月19日 05:00

 一方向になりがちなメディア特性の新聞の中で、読者との双方向性が最も実現している面が投書欄だ。しかも「係から」で担当者の“生の声”が聞こえ、作り手の苦労や思いが垣間見えるのも、読者にとっての楽しみである。そうしたなかで最近、繰り返し話題に上るのが「職業」呼称だ。「無職」の扱い、自治会役員は〇で、ナチュラリストが×と、話題は尽きないようだ。そしてこの投稿者、さらに広く紙面への登場人物をどう呼ぶかは、報道において奥深い問題であって、ジャーナリズムの姿勢を示すものでもある。今月は、新聞の中核でもある事件報道における呼称を題材に、〈権威〉との関係を考えてみたい。

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら


シェアする