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#metoo #youtoo 議会はいま(3)
議場に もっと色味を

選挙 神奈川新聞  2019年03月30日 19:54

相模原市議会の控室で仕事をする女性議員。女性割合を一定以上にする「クオータ制」の導入も願う
相模原市議会の控室で仕事をする女性議員。女性割合を一定以上にする「クオータ制」の導入も願う

 「毎回ここに立つたび、向かい合っている方たちは皆さん、私よりも年上の男性だなと思って話しています」。2015年9月、相模原市議会の一般質問に立った40代の女性議員は、部長級以上の市職員が並ぶ理事者席を見渡しながら、こう語り掛けた。

 議会では当時、公共下水道使用料の徴収漏れが話題になっていた。女性議員はこの不祥事について「同質的な集団の意思決定の中で発生したものではないか」と指摘。行政の多様性を促すため、副市長をはじめとする市幹部に女性を登用する重要性を訴えた。

 理事者席に座る市職員約40人のうち女性はゼロ。黒やグレーのスーツ姿が目立つ男性ばかりだった。

 市側から積極的な答弁はなく、女性議員は質問を重ねた。2問目以降は担当部署の幹部が答弁するのが市議会の通例だが、あらためて市長に問うと議場にいた重鎮の男性議員がぼそっとつぶやいた。

 「生意気だな」

 質問に答えたのは、市長ではなく市幹部だった。

漂う「ムラ」

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